事業を通じた価値の創造
タカラサプライコミュニケーションズでは、1996年に水なしオフセット印刷を実用化、翌年にはSOYインキマーク使用権を取得、再生紙、非木材紙、大豆油インキの普及推進など、環境適合印刷の集大成である『グリーンプリンティング宣言』を発表するなど、取り組みを進めてきました。2002年にはCTPワークフローと水なし印刷による環境保全への貢献と高品質印刷物の製造可能な会社に使用が許される「バタフライマーク」の表示認証を取得しました。
近年はCSR活動の範疇にとどまらず、持続可能な事業活動に不可欠な指標として「環境対策」が注目されています。“環境適合印刷”はコストダウンにつながる選択肢とはなりえませんが、エコやリサイクルと同様に取り組むべき社会課題であると考えています。
「FSC認証紙」や「植物油インキ」を使用することにより、SDGs最大の課題とされる「陸の豊かさも守ろう」と「気候変動に具体的な対策を」の2つに取り組むことが可能になります。
同時に、気候変動対策“ゼロカーボン”で注目される温室効果ガスの削減にも貢献します。