「素材」と一緒に、
「物語」を練り込む。
輝く、香る、生まれ変わる。
インクに練り込む材料が、
多様な個性を生み出す「友禅印刷」。
それぞれの素材が持つ物語は、
印刷物に新たな価値を与え、
心に残る美しさを創りだします。




友禅印刷とは
日本の伝統的な染色手法である
友禅染の技術を応用した
独自の印刷技法「友禅印刷」。
友禅染に使用する糊(バインダー)に
材料を混ぜてインキ化し、
スクリーン印刷機で印刷後、
乾燥させて材料を定着させます。
また有機溶剤をほとんど使用していないため、
製造工程でのVOC発生量が少ない、
環境にやさしい印刷です。
高輝度、香りの再現、機能の付加など、
紙では「できそうでできなかった」ことを
実現しています。

友禅印刷による多彩な表現
意匠性:趣向を凝らした美しさ
- 銅と亜鉛の金属粉を加えて、上品な金色を表現します
- グリッターを加えて、金・銀・パールにキラキラ輝かせます
- 蓄光剤を加えて、暗い所で発光させます
機能性:原材料のもつ特徴を引き出す
- 茶葉やお香などの素材そのものの香りを紙に付加します
- 炭や柿渋などの消臭・抗菌の機能を紙に付加します
情緒性:古材・端材を再利用し、
新しい価値を持たせる
- 廃棄されるはずの古材や端材を利用し、紙に印刷することで、全く別の新しい価値をもったモノに生まれ変わらせます
友禅印刷の活用例
炭・抹茶・お香など材料の機能を活かし、
素材そのものが持つ色や香りを印刷で再現することが可能です。
記念品やパッケージなど、それぞれの想いや、
ストーリーを演出するプレミアムなアイテムに、ぜひご活用ください。
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オリジナル商品・
記念品 -
包装紙・パッケージ
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ご挨拶状
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名刺・カード
制作事例
よくあるご質問
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友禅印刷の印刷手法は?
友禅印刷の印刷手法は孔版(スクリーン)印刷です。
インキに含有させる粒子のサイズや絵柄によって、版のメッシュ数も変動します。 -
友禅印刷は紙以外にでも印刷
できるの?糊を吸収し、平滑性が低い素材が向いています。例えば紙であれば塗工紙よりも和紙など表面がラフなものが望ましいです。
紙以外には生地や不織布、レザー、木材などの実績があります。金属やプラスチック系などの素材には向いていません。 -
加工特性ってあるの?
基本的な切ったり、貼ったりすることは問題ありません。熱や圧力によって色が変化することもありません。ただし印刷する素材によっては、事前に加工テストする必要があります。
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印刷可能サイズは?
最大印刷サイズは515×760㎜です。
ロール状の素材には対応できません。 -
香りのある素材を印刷したとき、
香りはどれだけ持つの? 素材の持つ香りの強さや加工内容によりますので一概には言えませんが、空気に触れない状態で保存しておけば、約半年程度は香りの持続可能です。
※素材や保管状況により異なります。