今さら聞けない「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメディア」の違いとは?
2022年6月30日
「メディア」とは、情報を伝えるための媒体のこと。
かつてはテレビ・新聞・雑誌・ラジオといった、多くの人々(大衆:マス)に一度に情報を提供できる「マスメディア」が主流で、企業は広告費をかけて商品やサービスを広く発信していました。しかし、インターネットとSNSの普及により、情報発信の形は大きく変化、今では誰もが自分のメディアを持ち、発信できる時代になりました。
この流れの中で登場したのが、「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメディア」という3つのメディア分類です。
オウンドメディアとは?=自社が所有・運営する情報発信メディア
オウンドメディア(Owned Media)とは、企業や個人が自ら所有・運営するメディアのこと。オウンドメディアの特徴は、自社の意思で自由に情報発信ができること。広告費をかけずに、ブランドの世界観や価値をじっくり伝えることができます。
代表的な例には以下があります。
・公式Webサイト
・ブログ・Webマガジン
・自社SNSアカウント
・メールマガジン
・広報誌・会報誌
【事例紹介】タカラサプライコミュニケーションズのオウンドメディア
◆京都イベント情報サイト「デジスタイル京都」
https://www.digistyle-kyoto.com/
◆E-toko京都【Instagram】
~おでかけ・グルメ・暮らしの情報を発信中です~
https://www.instagram.com/e_toko_kyoto/?hl=ja
アーンドメディアとは?=第三者による評価・拡散メディア
アーンドメディア(Earned Media)は、企業が直接所有していないメディアで、第三者による評価や拡散によって得られる露出を指します。アーンドメディアは、信頼性が高く、費用をかけずに広く拡散される可能性があるのが魅力。ただし、企業側がコントロールしづらいため、日頃のブランドづくりや情報発信が重要になります。
代表的な例には以下があります。
・SNSでの口コミ・シェア
・メディア掲載(プレスリリースなど)
・レビューサイトや掲示板
ペイドメディアとは?=広告費をかけて露出するメディア
ペイドメディア(Paid Media)は、企業が広告費を支払って情報を発信するメディアです。ペイドメディアは、短期間で認知度を高めたいときに効果的。キャンペーンや新商品の告知など、戦略的に活用することで成果につながります。
代表的な例には以下があります。
・Web広告(リスティング広告、バナー広告など)
・テレビCM・新聞広告
・SNS広告(Instagram広告、X広告など)
3つのメディアをどう使い分ける?クロスメディア戦略のすすめ
現代のマーケティングでは、これら3つのメディアを組み合わせて活用する「クロスメディア戦略」が重要です。特にオウンドメディアは、長期的な資産として育てる価値が高く、アーンドメディアとの連携で信頼性を高めることができます。
それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることで、効果的なマーケティングが可能になります。
◆他にもこんな記事がおすすめです◆
【事業案内】オウンドメディア
【事業案内】デジタルプロモーション