今春から共創アートプロジェクト「京都ふぉんと」を始動します。
2024/01/09
大平印刷は印刷会社ができるクリエイティブでサステナブル、かつ地域に貢献できる取り組みとして共創アートプロジェクト「京都ふぉんと」を企画。サポーター企業・団体を募り、作品作りも含め、今春からのスタートに向けてキックオフいたしました。
背景
本プロジェクトは当社が地域社会に貢献できる印刷会社らしい新たな取り組みについて模索していたところ、一般社団法人シブヤフォントが運営する「ご当地フォントプロジェクト」に出会い、その趣旨に賛同したことがきっかけです。
ご当地フォントとは、地元の障がいをもつアーティストと企業・学校とのコラボレーションにより、地域ならではのオリジナルフォントやデザインのパターンを制作。それらを使って地域の発信や交流に活かす取り組みであり、障がいをもつアーティストたちの社会参加の支援にも寄与できる活動です。
本プロジェクトの概要
当社では「2023年度ご当地フォントプロジェクト」に京都市伏見区で活動を行っている「アトリエやっほぅ!!」(京都市ふしみ学園様)と一緒に参加し、「京都ふぉんと」事業の準備を進めてまいりました。
すでにアーティストより京都の文化や風景などをモチーフとした、京都らしくユーモラスな作品が考案され、それを当社デザイナーチームが活用しやすいパターン、フォントとしてデザインの仕上げを行っております。
今後このパターンやフォントを企業や各種団体などの広報・販促の素材として、商品パッケージや施設でのサインとしてなど広範囲にお使いいただけるデータとして提供。フォントやパターンを使用していただくことで発生する使用料の一部を、協力いただいた福祉施設様を通じてアーティストに還元するものです。

今後の展開
「京都ふぉんと」のデザインデータを今春3月に「ご当地フォント」WEBサイトやイベントの中で発表し、その後に地元企業や各種団体などで広く使っていただけるよう京都ふぉんとWEBサイトやイベント、SNSなどを通じて、周知を図っていく予定です。
また、来年以降につきましては、アトリエやっほぅ!! 様以外にもフォントやパターンを一緒に制作していただける福祉施設を増やして活動を拡大していきます。また、京都ふぉんとをご利用いただく企業・団体につきましても拡大をしていけるように取り組みを加速させてまいります。
大平印刷は障がいをもつアーティストの社会参加の機会を広げ、地域の活性化や地元企業の価値向上にも貢献することで、未来に向かう京都を、地域や京都の企業・団体と一体になって盛り上げていきたいと考えています。
京都ふぉんとの名称について
大平印刷が本社を置く京都は、古くから守り伝えられる“伝統”と“新しい文化”を融合させながら発展してきた街です。
そんな京都に息づく京文化にインスピレーションを得て、共創アートワーク活動では京都に関する作品が多数生み出されました。京都について共に考え、ここ伏見の地から京都全域に活動の輪を広げていくことを目指し、プロジェクト名を「京都ふぉんと」と名付けました。京都の文字は漢字、フォントはあえてカタカナではなくひらがなで表現することで、文字だけでなくパターンデザインを含むことを表しています。
※2023年度は10パターン、1フォントを制作予定
「京都ふぉんと」ロゴについて
暖簾にも鳥居にも見える朱色のモチーフは、京の街を鮮やかに彩る入口をイメージしています。
京都ふぉんとが京都の街を形成するひとつとなり、ダイバーシティやインクルージョンの理念に触れたり、産官学福のマルチステークホルダーをつなぐ場への入口となるよう願っています。
京都ふぉんと 今後の予定について
3月 ご当地フォントWEBサイトでの公開
京都ふぉんとWEBサイト公開
2024年以降も順次フォントやパターンの制作・拡充を続けていきます。
協力
アトリエやっほぅ!!(京都市ふしみ学園)
後援
京都市
京都ふぉんと サポーター
※2024年1 月9日現在
株式会社エフエム京都(FM-KYOTO Inc.)
株式会社京都フィナンシャルグループ
京都新聞
株式会社ジェイアール西日本伊勢丹
株式会社 GSユアサ
株式会社 新学社
宝ホールディングス株式会社
株式会社ワコール
ワコールアイネクスト株式会社 (※50 音順)
<関連リンク>
ご当地フォント公式サイト https://www.gotouchifont.jp/
<お問い合わせ>
大平印刷株式会社 担当:杉本
Mail:info-kyotofont@taihei.co.jp
電話番号:075-605-3330