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高い印刷品質を維持するには現場コミュニケーションが大切!

2017年11月2日

プリプレスの現場からお届けする石田です。
今回は印刷物の品質について、お話しいたします。

まず画像修正について、クライアントから直接要望を聞き、頭の中で修正イメージを描き、現場に伝えます。

 そのときに重要なのは、クライアントからの要望で抽象的な指示があれば、現場オペレーターに伝わるように変換し、指示として落とし込むことです。

例えば、前回のコラムと重なりますが、「料理を美味しそうに」「暖かいイメージに」といったことをどのように作業すべきか?を経験をもとに何度も考えます。
次に要望通りに仕上げるために印刷時に立ち会って品質チェックをします。

印刷は変動要素が非常に多いため、少しでもその要素を取り除くために、さまざまなことを考慮して仕上げます。
例えば、機械のコンディションや湿度、気温も大きく影響します。

また用紙の種類も重要です。極端な例では、同じデータ、同じ版で刷っても時間帯によっても変動してしまうのが印刷なのです。

そして印刷オペレーターのスキルも非常に重要です。
私はコミュニケーションを大切に考え、印刷立ち会い時には印刷オペレーターにもクライアントからの要望・想いをしっかり伝え、品質要求に少しでも近づけられるように心掛けています。

最後に出来上がりを見て、さらに修正が必要か否かの判断をし、修正が必要と判断した箇所の修正方法等をまとめて、次の面談に備えるようにしています。

今回は以上とさせていただき、次回もプリプレスの現場の想い、お届けしていきます。

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