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オーガニック検索で上位を取るための、キーワード選定のコツ

2025年1月23日

オーガニック検索で上位表示させるためには、キーワードの選定は欠かせません。
でも、キーワードの選定ってどうするの?そもそもキーワードって何?といった方に向けて基本的なキーワード選定の手法をご紹介します。

そもそもオーガニック検索とは?

オーガニック検索とは、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンで検索を行った際に、広告枠を除いて自然に表示される検索結果のことを指します。これらの結果は、検索エンジンのアルゴリズムによって評価され、ユーザーの検索意図に最も関連性が高いと判断されたウェブページが表示されます。

例えば、「京都 イベント 2025年」で検索をかけたら、まず一番上にあるページをクリックしますよね?オーガニック検索で上位に上がることは、サイトの流入数をあげるための大きな要因となっています。

オーガニック検索で上位をとっているWebサイトとは?

例えば「京都 観光」で上位表示されている記事は検索した際に、

・京都の観光情報が豊富に集まっている
・ユーザーが求める内容がわかりやすく記載されている
・常に最新の情報が更新されている

といった内容が盛り込まれています。

上記のようなWebサイトに近づけるには、大変な労力と手間がかかります。特に、大人気のキーワードを狙っても、競争率が高すぎてほとんど見てもらえない可能性が高いです。そのため、まずはSEOの対象となるサイトにとって必要なキーワードや適したキーワードをしっかり考え、それに基づいて記事を作成することが重要です。適切なキーワード選定と質の高いコンテンツ作成が、検索エンジンでの上位表示に繋がります。

キーワードの考え方

・どのような言葉、どのような言葉の組み合わせで来てもらいたいのか?
・ユーザーがどのような検索意図を持っているのか?
・競合サイトがどのようなキーワードを使用しているのか?
・自分のサイトの強みや特徴を反映したキーワードは何か?

これらのポイントを考慮しながら、適切なキーワードを選定することが重要です。適切なキーワード選定は、SEO対策の基盤となり、検索エンジンでの上位表示に繋がります。

例えばあなたが京都の印刷会社で働いていて、自社のWebサイトを上位に上げたい場合、どのような言葉や組み合わせで検索をかけてきてもらいたいでしょうか?もちろん自社の商品やサービスを知ってもらいたいし、会社自体の認知度も上げたいですよね。関連するキーワードも洗い出してみましょう。

・この言葉は適しているのか?キーワードツールを活用する

次にマーケティングツールを活用して、洗い出したキーワードを検索します。最近はWebサイトで検索すれば、無料のキーワードサイトが沢山ありますので是非活用してみてください。

<参考サイト>

Googleキーワードプランナー
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

・ラッコキーワード
https://rakkokeyword.com/

キーワードの見方

キーワードツールから、キーワードを検索すると月間でどれくらいの人がそのキーワードで検索をしたのか、「検索ボリューム」が出てきます。キーワードは検索ボリュームによって3種類に分けられています。

・ビックキーワード(月間検索数1万回以上)

例えば「ゲーム」など、検索ニーズが高く、検索ボリュームが多いものはビックキーワードと呼ばれています。検索ボリュームが多ければ多いほど、サイトに流入してくれる人も増えますが、おのずと競争率が上がります。そして、「ゲーム」といっても、検索意図が明確でないものは、ニーズを満たすのが難しく、執筆の難易度も高くなります。そのため、ほとんどのサイトはビックキーワードを狙いません。

・ミドルキーワード(月間検索数1000回~1万回)

例えば「ゲーム RPG」など、ビックキーワードほど人気はないけれど、多くの人が使う言葉をミドルキーワードと言います。ただ、1万回以下といっても、ある程度需要はあるので、徐々に狙っていきたいキーワードではあります。

・ロングテールキーワード(月間検索数~1000回)

例えば「ゲーム RPG 2025年」など検索ボリュームが少ないが、もっと具体的で複数言語の組み合わせからなるキーワードを、ロングテールキーワードと言います。多くのサイト運営者はロングテールキーワードを狙います。アクセス数は限られるものの、検索意図が明確なため、本当に来てほしいユーザーに流入してもらえるメリットがあります。

キーワードは適しているか?

検索ボリュームもちょうどよくて、自社にぴったりのキーワードを見つけても、果たしてそのキーワードは適しているのか確認をする必要があります。
例えば「京都 野菜 おすすめ」で記事を書こうと思ったときに、「京都の野菜の種類」なのか「京都で野菜が食べられるお店」なのか「京都の野菜が買えるお店」なのか、何が上位に上がっているのか、ユーザーの検索意図をきちんと確認しておきましょう。

キーワードの総量を増やす

とはいえ、キーワードの検索ボリュームにこだわっていると、記事作成が滞って、記事をアップするスピードが落ちてしまうかもしれません。キーワードのボリュームが大きくも、自社に関連するキーワードであれば、記事をコツコツと増やして、キーワードの総量を増やせば、流入数は少なくても多くのキーワードから流入してくれる可能性が上がるかもしれません。
ただし、キーワードを過剰に使うと「キーワードスタッフィング」と呼ばれる手法になり、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。自然な文章の中で適切にキーワードを配置することが重要です。

自社の隠れたキーワード需要

アクセス解析ツールが導入されているのなら、是非一度自社サイトをのぞいてみてください。どんな検索ワードで入られているか、自社サイトで人気のあるページを教えてくれます。自社の強みとは全く意図しなかったキーワードで流入されているページが見つかるかもしれません。このキーワードと関連する記事を、更に充実させていくのもおすすめですよ。

 キーワードの見直しと更新は定期的に

記事は書いて終わりではありません。日々、検索トレンドは変わるため、定期的に記事やキーワードを見直して、更新をしていく必要があります。是非継続的な努力と改善を続けていきましょう。