印刷会社がおすすめするPDF入稿
2022年3月10日
データ入稿にはイラストレーターやインデザイン等を使った「データ入稿」と、
印刷用のPDFに変換する「PDF入稿」の2種類があります。
最近はトラブル回避の側面からもPDF入稿を推奨する印刷会社が増えています。
どういったメリットが備わっているのでしょうか?

PDF入稿のメリット
1.OSやバージョンが違っても同じ環境で確認ができる 
ExcelやWordなどの他のデータ形式で入稿すると、文字化け、レイアウトのずれなど 
OSや環境によって変化する可能性がありますが、PDFはどの環境で見ても同じ見え方をします。
2.フォント埋め込み機能がある 
イラストレーターやインデザインなどはアウトライン化を行う必要がありますが、 
PDFにはフォント埋め込み機能が搭載されているため、設定1つで簡単にフォントを埋め込むことが可能です。
3.データが軽い 
イラストレーターやインデザインなどのデータはボリュームが大きいと、 
容量が大きくなりダウンロードやアップロードだけでも大変時間を要します。 
写真をきれいに印刷するには、高解像度のデータを使う必要がありますが、 
そのようなデータは容量を圧迫し、ダウンロードだけでも大変な時間を要します。 
PDFは高解像度の画像を変換しても、画像が粗く見えずに容量をおとすことが可能です。  
※通常の「データ入稿」では、データ不備やリンク切れなどの不具合が発生した場合、 
印刷会社の方で手直しが可能です。反対に「PDF入稿」では入稿時の不具合は極端に減りますが、
不備や修正が発生した場合は印刷会社で手直しができません。 
データ作成時には十分に注意しましょう。
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