「お客さまのこだわりを汲み取ること」の大切さ
2017年3月30日
プリプレスに関する話題を担当する、製造部DTP課の石田幸義と申します。
まずは簡単に自己紹介から・・・
私はこの課で、印刷の前工程を担当しながら、営業に同行し、お客さまの要望を聞き取り。印刷に反映させる業務を担当しています。
仕事をする中で、特に大切だなと感じるのは、「お客さまのこだわりを汲み取ること」です。
「写真」のよしあしは、「感覚」に左右されることが少なくありません。
お客様から「この料理写真を美味しく見せて欲しい」というオーダーがあったとします。
この「美味しそう」の基準は、お客さまによって違います。
その“感覚”をつかんでおかないと、お客様が想像されていたものと真逆のものがあがってくるという可能性があります。
そこで、営業に同行し、お客様の顔を見ながら、熱意や思いを感じ取り、いかに「理想」を再現するか、聞き取るのです。
お客さまが印刷会社に求めるのは、製品なり、人物なり、風景なりが、自分の思い描くイメージ以上の写真で仕上がってくることです。
そこでお客さまとの打ち合わせの後は、社内の専門のオペレーターに「思い」をつなぎます。その後は、デザイナーの「どう表現すべきか」に寄り添います。
そうして、両者のイメージの差異を埋めるのが、私の仕事だと思っています。
次回は、印刷物の品質チェックポイントについて語りたいと思います。