デジタル広告のはじめかたー課金方式についてー
2026年1月8日
デジタル広告は「運用型広告」が主流ですが、あらかじめ費用が決まっている「予約型広告」とは違い、どのように費用が発生するのかイメージがしづらいかもしれません。今回はデジタル広告の課金方式について解説します。
課金とは何か?
広告を出す際に「どういう成果に対して費用を支払うか?」を決める仕組みのことです。
課金にはどんな種類があるの?
デジタル広告にはいくつかの課金方式があります。
以下に代表的な例を紹介します。
・クリック課金型
広告がクリックされると費用が発生します。クリックされなければ、費用がかからないため、無駄な広告費が抑えられます。費用対効果が高いため、競合が多く、クリック単価が高くなりやすい傾向があります。クリック率と認知効果のあるインプレッション数(どれだけ見られているか)も確認しておきたいところです。
・インプレッション課金型
広告が表示されるごとに費用が発生します。多くのユーザーに広告を配信できるので認知拡大には効果的です。1000回の表示ごとに費用が発生するケースが一般的です。クリックされなくても費用が発生するため、直接的な成果が見えにくい傾向があります。
・インプレッション保証型
「○○回までは必ず広告を表示」といった、広告の表示回数を保証する方式です。安定した広告配信が見込めるため、認知を確実に高められる反面、表示されたからといって、クリック数やコンバージョン(商品購入、資料請求など)が保証されるわけではなく、効果測定が難しい傾向があります。
・エンゲージメント課金型
「シェア」「いいね」「フォロー」「保存」など、ユーザーのアクションが発生した場合に費用が発生します。アクションが起きた分だけ課金されるため、効率的な投資が可能であり、エンゲージメントが高まることで口コミや拡散など、広告以上の効果を生むことも期待できます。一方で、ユーザーの反応に左右されるため、アクションが発生しなければ効果は限定的です。
・成果報酬課金型
「問い合わせ」「資料請求」「会員登録」など、具体的な成果が発生したときに費用がかかります。コンバージョンに対しての支払いは納得感があり、リスクが少ない課金方式ですが、成果が出るまでに時間がかかる場合や、広告の質が低いと成果が出にくい側面もあります。
・動画視聴課金型
動画が一定時間視聴されると費用が発生します。広告費用以外に、動画の制作コストがかかるため、質のいい動画を作る必要性が求められます。
目的別おすすめ課金形式

●認知度を高めたい(キャンペーン告知、ブランド理解など)
- インプレッション課金型
多くのユーザーに広告を表示できるため、認知拡大に最適です。 - インプレッション保証型
一定回数の表示が保証されるので、露出を安定的に確保したい場合に有効です。 - 動画視聴課金型
視覚、聴覚に訴えられるため、ブランドイメージを強く印象付けられます。
●口コミや拡散などで話題を広げたい
- エンゲージメント課金型
「いいね」「シェア」「フォロー」など、SNSでのアクションを促し、話題性を高めます。 - 動画視聴課金型
インパクトのある動画でSNS拡散を狙うのも有効です。
●Webサイトへの訪問を増やしたい
- クリック課金型
クリックされた時のみ費用が発生するため、効率的に訪問数を増やせます。 - エンゲージメント課金型
SNSで「いいね」「シェア」などを促し、間接的に訪問を増やせます。
●コンバージョンを増やしたい(問い合わせ・購入など)
- クリック課金型
購入や問い合わせにつながりやすいキーワードを選んで運用することで、効率的に成果を獲得できます。 - 成果報酬課金型
成果が発生した時のみ費用がかかるため、費用対効果明確でリスクが低いです。
●リードを獲得したい(資料請求・登録など)
- クリック課金型
「資料ダウンロード無料」「登録」など、行動意欲の高いキーワードを狙うと効果的です。 - 成果報酬課金型
資料請求や会員登録など、具体的なリード獲得時に費用が発生するため、無駄がありません。
デジタル広告にはさまざまな課金形式があり、それぞれ得意・不得意があります。目的に合った方式を選ぶことが重要です。また、広告の種類によって利用できる課金形式が異なるため、事前に確認しましょう。
