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文字や動画だけでは伝わらない?メタバースを活用した情報発信の可能性

2023年7月11日

「メタバースをあまりよくわかっていない」
「メタバースって、結局ビジネスでどう活用できるの?」
気にはなっているけれど、どうしたらいいのかわからないという疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
メタバースとは、インターネット上に作られた仮想空間です。利用者はアバターを使って空間内を移動したり、他の人と交流したりできます。近年は企業や学校でも活用が広がってきています。

メタバースについてはこちらもご覧ください。
▼メタバースとVRの違いは?意外と知らないそれぞれの役割
https://www.takara-sc.co.jp/column/3339/
▼「メタバースは失敗した」と言われるのはなぜ?ビジネス現場で活用が続く理由とは
https://www.takara-sc.co.jp/column/3351/

メタバースはどんな情報発信に向いている?

メタバースは、すべての情報発信に向いているわけではありません。
特に、文字や写真だけでは伝わりにくい情報を届けたいときに力を発揮します。

①実際に見ないと伝わらないとき

例えば、
・工場の規模感
・校舎や施設の雰囲気
・店舗の空間デザイン
などです。
写真だけでは伝わりにくい情報も、空間として体験することで理解しやすくなります。

②体験して初めて理解できるとき

製品やサービスの中には、説明を読むだけではイメージしにくいものがあります。
例えば、
・商品の利用シーン
・作業工程
・サービス利用の流れ
などを体験として伝えることができます。

③距離や時間の制約があるとき

遠方の顧客や学生、求職者に向けた情報発信にも向いています。
移動時間や距離の制約を受けずに体験機会を提供できることが大きな特徴です

メタバースは動画と何が違うの?

情報を伝える手段として、動画は非常に効果的ですし、最近では360°動画を活用したコンテンツも増えてきました。
では、メタバースとの違いは何なのでしょうか。

動画は「見る」
360度動画も含めて、動画は映像や音声を使い、情報を分かりやすく伝えることができます。
工場紹介や施設紹介、商品説明などにも幅広く活用されています。
ただし、基本的には制作者が決めた順番で視聴するため、見せたい情報を効率よく伝えることが得意です。

メタバースは「体験する」
一方でメタバースは、利用者自身が空間の中を自分のペースで自由に移動し、気になる場所を見たり体験したりできます。
例えば工場見学であれば、製造ラインを自由に見学したり、設備をさまざまな角度から確認したりできます。

動画とメタバースは、どちらがいいというわけではありませんし、どちらか一方を選ぶものでもありません。
メタバース空間で、動画を視聴するなど2つのいいところを組み合わせることも可能です。

どんな活用事例があるの?

実際にメタバースはさまざまな分野で活用されています。

・ショールーム

製品やサービスを紹介するバーチャルショールームとして活用されています。
実物を持ち込めない大型機械や住宅、自動車なども仮想空間で再現できるため、商品の魅力をより分かりやすく伝えることができます

・オンライン工場見学

工場や施設を仮想空間で再現し、遠方からでも見学できる活用方法です。
普段は立ち入れない製造現場や工程を体験できるため、企業理解の促進や商品への興味喚起にもつながります。

・観光・バーチャルツアー

観光地や施設を仮想空間で再現し、オンライン上で疑似体験できる活用方法です。
現地を訪れる前の下調べとして活用できるほか、距離や時間の制約で訪問が難しい場所でも、その雰囲気や魅力を体験できます。

・教育・研修

学校教育や企業研修にも活用されています。教室や研修会場に集まらなくても同じ空間で学習できるため、場所にとらわれない学びの場として注目されています。
また、実際の業務や現場を再現した体験型学習にも活用されています

・バーチャルショッピング

仮想空間上に店舗を再現し、商品を見ながら買い物ができる活用方法です。
実際の店舗へ行かなくても商品を立体的に確認できるため、オンラインでも店舗に近い購買体験を提供できます。

メタバースを導入する前に考えておきたいこと

メタバースは便利な技術ですが、導入すること自体が目的になってしまうケースもあります。大切なのは、「どんなメタバースを作るか」ではなく、「どのような体験を届けたいのか」を考えることです。工場の雰囲気や商品の魅力、施設の空気感など、本来その場に行かなければ伝わりにくい情報を届けられることが、メタバースの大きな特長です。自社の課題や目的に合わせて活用することで、新たな情報発信のヒントが見つかるかもしれません。